KOF攻略
 システムに完璧なまでにマッチし最強キャラと謳われた2003の強さはどこへやら。とはいえ隙のない技の数々は使い切れれば今作でも光るぞ。

 遠立Bは出が早くリーチが長く当てれば隙が皆無、とパーフェクトな牽制技。使いすぎなぐらい振っていっていい。屈Bは連打キャンセルが利くが、必殺技へのキャンセルができなくなった。間合い次第では連続技を屈Aから始めよう。遠立Dは出てしまえば判定が強くリーチが長い。当てれば自分が有利なほど隙も少ないので、適度に振り回せば反撃されにくいぞ。JBとJCは裏まわりが可能で使いやすい。これ以外にろくな飛び込みがないのが残念だ。

 弁髪拳は弁髪を絡ませて相手を引き寄せる新技。強攻撃からも連続技にならないものの、単発でもキャンセル可能でのけぞりが長いので秘伝・幻夢怨霊壁などもつなぐことができるぞ。
 風架纏絲は強攻撃からつながる下段技。空キャンセルでも雷架纏絲を出すことができる。
 雷架纏絲は遠立Dと同じポーズの技。ヒット時はダウン回避不能で強力ではあるが、風架纏絲を見てから反撃される恐れもあるので使いすぎは禁物。カウンターワイヤーに対応しているので、ハイリスクハイリターンな牽制に使えなくもない。

 捨己從竜は屈Aからの連続技として強力。3段目のみ一部の必殺技にキャンセルできるほか、SCにも対応している。2段目のリーチが短く届かないことがあるが最速で出せば1段目から3段目が直接連続ヒットするぞ。ガードされたら早いうちに止めておこう。
 怨閉竜身把捨己從竜1段目から出せる派生技。リーチが長くなったため、安定して連続技になる。一部の必殺技でキャンセル可能だ。
 死両發生斤はリーチが非常に短い。ヒットすると長時間、地上でのけぞらせるので屈A等で追撃可能だ。これらのコマンドに慣れて使い分けをし、追撃をものにするのがとても重要だ。

 幻無脚は地面から蹴りを繰り出す技。本体は無防備だが硬直が少ないので割り込まれにくい。捨己從竜をガードされたときの隙消しや牽制技として使いやすいぞ。またダウン追撃判定がついたので、推手・衝靠などからつなぐことが可能になった。

 飛毛脚は無敵時間の発生が早い移動技。終わり際に若干の隙があるが、スピードが速く反撃されにくい。捨己從竜3段目からのキャンセルなど、様々な場面で大活躍するが使いすぎに注意。

 幻魔飛翔軽功は空中から多段の蹴りを繰り出す技。ガードされるとほとんど五分。出てしまえば判定は強めで、判定の強い対空技を持っていない相手には効くぞ。

 推手・魔脚歩は発生の遅いコマンド投げで、密着ではないものの地上連続技で追撃可能。ミス時の隙が異常なほど大きいので注意が必要だ。

 秘伝・幻夢呪怨死魂は出が非常に早くなり、小技からつながる飛び道具。弱は弾速が非常に遅く、強は速い。相手の喰らい判定を残すため、相手端なら追撃可能だ。根元判定がないのと威力が異常なほど低いのは難点だが使いやすいぞ。

 秘伝・幻夢怨霊壁は全身に飛び道具をまとう技。出が早く小技などからつながる。威力の割にヒット数が多く、相手のゲージを溜めやすいのが難点。空中ヒットしてもフルヒットするようになったぞ。出掛かりに無敵時間がなく、技中も消えない飛び道具等で潰されてしまう。ガードされても隙が多くないのがいい感じだ。

 秘伝・幻夢脚幻無脚を自分側から相手端まで連発する技。無敵時間はなく連続技専用だがダウンを奪えない上、硬直が長いのにフルヒットはしない。幻無脚同様ダウン追撃判定があるものの、幻無脚で代用できるのであまり意味はないだろう。

 奥義・多重幻夢暗勁は単発では発動時に上方へ向かう打撃判定を出し、その後は一定時間分身して、分身が少し遅れて本体の攻撃を繰り返す技。この間に分身のJCと本体の屈Bを同時に出せばガード不能から連続技が可能だ。
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