ネオジオでの操作系に倣い、通常技の表記に関しては弱攻撃をA、中攻撃をB、強攻撃をCとする。ヤコプ必殺技や投げ技を使ってこないものの、ヤコプ自身も投げ技を受け付けない特性を持つうえに、高い機動力で攻め立ててくる。
手堅くいくなら、中間間合いでしゃがみAを連打してヤコプをガードポーズのまま固め、時間切れ直前に一発だけ叩いて判定勝ちを狙う。ロルフなら遠距離立ちC連打も固めに使える。
ギュンターやムサファーなど特に動作の鈍いキャラクターを除き、しゃがみCで攻める正攻法でも押し切れるが、カズマ、アルバン、ジュリ、ルーミなどはしゃがみBの方がより早く倒せる。
プレイヤーが1ラウンドを勝利すると、次のラウンドからは一撃を喰らった後または一定時間後、プレイヤーと同じキャラクターに変身して事実上の同キャラ対戦となる。こうなるとヤコプの攻撃力が急上昇するので、前述の判定勝ちを狙う戦法で変身させない方が無難。
変身前後とも一応アドリブで戦っても勝てなくはないが、特に変身後には大技への反撃を主軸に攻めるとよい。以下のキャラクターには、変身後にも安定した攻略法がある。アルバン限定アルブラスト（地上）を遠距離から撃つと向こうから喰らってダウンしてくれるので、これだけで勝てる。G・ドーン限定フライングクロスチョップからしゃがみC（スライディング）を続けて当てると、よく喰らってくれる。フェルデン・クライス中間間合いでしゃがみAを連打して様子を見ると、立ちガードならそのまま固まるので、判定勝ち狙いの時間稼ぎに使える。それよりやや近めの間合いで同様のことを行った場合は、しゃがみガードの体勢から跳び込んでくるので対空技で落とす。
後ろへ歩きながら間合いを離し続けると、デモリションボール（巨大な火の玉）を数発撃ってきたのちダッシュジャンプで跳び込んでくるので、これを直接落とすか後ろから着地点を叩く戦法もある。
ガードキャンセルからの反撃にはデッドリードロップ（垂直降下からの肘打ち）が狙い目だが、多段技なので終わり際を見極めて仕掛けなければつぶされる恐れがある。ロルフ限定しゃがみA連打で跳ばせてプラネットブレイカーで落とし、時間稼ぎに持ち込むかダッシュラピッドクラッシュからの連続技を狙う。
特に「ダッシュ弱ラピッドクラッシュ > 強プラネットブレイカー」の5段連続技がフルヒットすると、何故かフェルデンだけは必ず気絶するうえに、この連続技を繰り返すだけで気絶から回復させることなく倒すことができる。カズマ限定跳び込みを待ち、キックからならガードキャンセル裂斬殺、デッドリードロップならガードキャンセル殺風陣で返す。ダッシュジャンプで跳び越されたら後ろからのしゃがみCがよい。
以下の手順で、完全なパターン化も可能。- 開始直後、昇り前方ジャンプAで跳び込む。
- カオスストーム（螺旋状の炎とともに上昇する対空技）をバックステップでかわし、「ダッシュ近距離立ちB>>強颶風剣」の連続技を決める。
- 吹き飛んだフェルデンにダッシュで接近し、立ちAを空振りしてダッシュを止めたら、起き上がりにしゃがみAを2、3発重ねる。
- 昇り前方ジャンプAでフェルデンを跳び越してカオスストームを空振りさせ、着地に近距離立ちC（2ヒット）を当てる。
- この時点でフェルデンが気絶しているはずなので、「近距離立ちB>>強颶風剣」でとどめを刺す。
ジュリ限定基本通り、遠距離でダッシュジャンプを待って後ろからしゃがみCを当てる。
または開始直後から「ローリングスライサー>しゃがみA連打」の連係を繰り返して攻め続ける。途中で跳び越されたらやはり後ろからしゃがみCを決めるか、再度ローリングスライサーを出す。アルバン限定後退してダッシュジャンプを待ち、これをアルサンダーで落とす。ルーミ限定こちらから攻め込むなら、ダッシュ遠距離立ちBの先端をかすらせるか紙一重で空振りさせ、すかさずしゃがみCを出してこれへの反応を見る。
フェルデンがこれを喰らうかガード後のバックステップで逃げたら再び同様に攻め、ルーミを跳び越したら後ろからしゃがみCで転ばせる。ガードキャンセルのカオスストームを空振りしたら、着地にしゃがみCかラビットブロー（×3）を決める。
起き上がりには「ダッシュ近距離立ちA>しゃがみA連打>しゃがみC」の連係を仕掛けると、しゃがみCがヒットしやすく途中でしゃがみAを喰らってくれることも多い。しゃがみAが深めにヒットすれば、キャンセルでラビットブロー（×3）に切り替えてもよい。ギュンター限定基本通りデッドリードロップを待ち、これにガードキャンセルの弱ブルショルダーで反撃する。フェルデンの体力が減ってくるとなかなかデッドリードロップが来なくなるので、しゃがみA連打で時間稼ぎを狙ってもよい。ムサファー限定ダッシュジャンプをムサファーキックで落とし、その後は起き上がりにダッシュムサファーパンチを重ねるパターンではめてしまう。ローウェ（隠しボス）遠距離からは直突き木霊（正拳突きから地を這う衝撃波を飛ばす技）も使ってくるが、ダッシュからの猛攻が攻めの主軸となる。ダッシュからの跳ね突き（アッパーの体勢で跳び上がる対空技）をガードできれば、ダッシュで追いかけて着地の隙を突ける。
ガードキャンセルには天連振り（空中で回し蹴りを連発する突進技）が狙い目だが、やはり終わり際を見極めて仕掛けること。ロルフ限定天連振りにガードキャンセルのプラネットブレイカーを決め、起き上がりにダッシュラピッドクラッシュからの連続技を狙う。また、遠距離でロルフショットを撃ってストライキングナパームを出すと、向こうから跳び込んで喰らってくれることがある。アルバン限定接近を待ってしゃがみBで追い返すか、遠距離からダッシュジャンプCで攻める戦法が有効。ダッシュジャンプをダッシュでくぐられても、気にせず続けるとよい。ルーミ限定一度ダッシュジャンプAをガードさせたら、しゃがみA連打からしゃがみCを出すとよく転んでくれるので、後は起き上がりに前方ジャンプAかダッシュ近距離立ちAを重ねて同様に攻める。
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